​英会話が続かない原因は「次の一言」が出ないこと|知っている英語を会話につなげる方法

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英会話で「次の一言」につなげる2人の会話を描いたイラスト

英会話を勉強している人なら、こんな経験はないだろうか。

相手から、
“How was your weekend?”
と聞かれて、
“It was great.”
と答えることはできる。

ところが、その後に何を言えばいいのか分からない。

あるいは相手から、
“I’m really tired.”
と言われて、
“Really?”
とは返せるものの、その先が続かない。そこで会話がピタッと止まってしまう……。

これは「英語を知らない」ことが原因とは限らない。むしろ、知っている英語を一つの表現で終わらせず、「次の一言」へつなげる力が不足していることが多い。

私自身、長年英語を学び、実際に現場で使ってきた経験から、英会話で本当に必要なのは「難しい英文を次々に作る能力」ではないと感じている。

英会話で本当に必要なサイクル

相手の言葉を受ける ➔ 反応する ➔ 次の一言を返す ➔ 相手の答えを受ける ➔ さらに一言返す

この会話の流れを、頭で考えすぎずに作れること。これこそが「英会話が続く」状態だ。

つまり、
「知っている英語」から「使える英語」へ。
そしてその次に必要なのが、
「使える英語」から「会話で使える英語」へ。

今回の記事では、なぜ英会話が「一文で止まってしまう」のか、その原因を掘り下げながら、私が作っている英語脳構築講座・実践編第6弾④でどのようなトレーニングを行っているのかを紹介する。

この記事でわかること

  • 英会話が「一文で途切れてしまう」本当の原因
  • 知っている英語を「点」から「線」へつなげて会話にする思考法
  • ネイティブが日常会話で使っているシンプルな表現の組み合わせ方
  • 音声とイラストを活用して「場面➔即応答」の英語脳を作る方法
  • 【実践編・第6弾④】note教材を活用した反復トレーニングの進め方

英語を話せるのに、なぜ会話が続かないのか

まず、「英文を作る能力」と「会話を続ける能力」は別物だ。

例えば、次のやり取りを見てほしい。

A: How was your weekend?
B: It was great.

ここまで言えれば、英文としては正しい。しかし、会話としてはここで終わっている。

一方、次のように展開したらどうだろうか。

A: How was your weekend?
B: It was great. I went to the beach.
A: Nice! Who did you go with?

となれば、会話が動き始める。

つまり問題は、「It was great. が言えるか」ではなく、「It was great. の次に何をつなげるか」なのだ。

ここで「英語力がない」と考えて、さらに難しい単語や文法を覚えようとする人が多い。しかし、私はむしろ逆だと考えている。


「知っている英語」と「会話で使える英語」は違う

ここは第6弾③との接続になる。

私たちがすでに知っている表現を振り返ってみよう。

  • Really?(本当に?)
  • That’s great.(いいね!)
  • I see.(なるほど)
  • How was it?(どうだった?)
  • What happened?(何があったの?)

これらは、多くの英語学習者がすでに知っている表現だ。問題は「知らない」ことではない。必要な瞬間に口から出ないことにある。

だから第6弾③では「知っている英語 ➔ 使える英語」というトレーニングを行った。

👉️【実践編・第6弾③】知っている英語を「使える英語」に変える|基本動詞を反射神経にする10トレーニング

そして第6弾④では、さらに一歩進める。


英会話に必要なのは「点」ではなく「線」

言葉を「点」から「線」へつなぐイメージを持ってみてほしい。

例えば、Really? という一つの表現だけなら「点」だ。
しかし、Really?What happened? となれば「線」になる。

さらに、
Really?What happened?I see. How long did it take?
となれば、会話が続いていく。

英語脳を「点」から「線」へ引き上げる4ステップ

  1. 一つの表現を覚える(点)
  2. その表現を実際に使う
  3. 次の表現につなげる(線)
  4. 会話の流れにする

「英語脳を点から線へ」。これこそが第6弾④のコンセプトだ。


ネイティブは「難しい英文」で会話しているわけではない

ここも非常に重要なポイントだ。

実際の会話では、次のような簡単な表現が頻繁に登場する。

“Really?”, “That’s nice.”, “I see.”, “Oh, really?”, “How was it?”, “What happened?”, “Me too.”

だから、「もっと難しい英語を覚えなければ会話できない」という発想だけでは、なかなか会話力につながらない。

むしろ、すでに知っている簡単な英語を反射的に出せる状態にすること。さらに、一つで終わらず、次へつなげること。ここに大きな意味がある。


英語脳構築講座第6弾④では「表現をつなぐ」練習をする

ここで今回のnote教材を紹介する。

【実践編・第6弾④】知っている英語を「会話で使える英語」に変える|表現をつないで話す10トレーニング

第6弾④では、日常会話でよくある10場面を使い、次のようなトレーニングを行う。

  • Unit 1:「疲れた」に反応して会話を続ける(反応 ➔ 質問)
  • Unit 2:週末の予定から会話を広げる(キーワード ➔ 質問)
  • Unit 3:レストランの話から自分の感想へ(相手の発言 ➔ 自分のコメント)
  • Unit 4:暑さへの共感から次の話題へ(共感 ➔ 次の話題)
  • Unit 5:映画の話を一段深くする(答え ➔ 深掘り質問)
  • Unit 6:買い物の驚きから質問へ(リアクション ➔ 興味 ➔ 質問)
  • Unit 7:旅行の話をさらに掘り下げる(質問 ➔ 答え ➔ 次の質問)
  • Unit 8:仕事の話に共感して自分の経験を返す(共感 ➔ 自分の経験)
  • Unit 9:失敗した相手を励ます(リアクション ➔ 共感 ➔ 励まし)
  • Unit 10:「会話の流れ」総仕上げ(それらを組み合わせた総合練習)

例えば「Really?」で会話を終わらせない

ここでUnit 1を例として使ってみよう。

A: You look tired.(疲れてるみたいだね。)
B: Yeah, I’m exhausted.(うん、クタクタだよ。)
A: Really? What happened?(本当に? 何があったの?)

Really? だけなら「点」だ。
Really?What happened? まで言えれば「線」になる。

この違いを実感してもらうことが、今回の記事の中でもかなり重要な部分だ。

▼ ユニット1の※ネイティブスピード部分の音声画像をお見せしておく

英会話教材「You look tired.」の画像付き音声|疲れた相手に反応して会話を続ける練習


画像と音声を使って「場面ごと」身体に馴染ませる

今回の第6弾④の教材の特徴は、英文だけを読む教材ではない点にある。

各Unitには、会話イラスト、ゆっくりスピード音声、ネイティブスピード音声、反復練習がある。

そして、
場面を見る ➔ 音声を聞く ➔ 声に出す ➔ 会話の流れを繰り返す ➔ テキストを見ずにそらんじる
という流れで練習する。

ここで強調したいのが、「音声に添付してあるイラストは必ずよく見ながら発声を繰り返す」ということだ。これは日本語を介さずに「場面 ➔ 英語」への感覚を養うために欠かせない。


「理解した」だけでは英語は使えるようにならない

ここでは私の教材思想を改めて出しておきたい。

英語学習では、「分かった」=「使える」ではない。

だから、
理解する ➔ 聞く ➔ 口に出す ➔ 繰り返す ➔ そらんじる ➔ 会話で使う
という段階が必要になる。

そして今回の第6弾④では、その中でも特に「次の一言につなげる」ことを鍛える。


第6弾④の次に、英語脳はもう一段階進む

ここで第7弾への橋渡しをしておこう。

これまで本シリーズでは、段階を追って進んできた。

  • 第1弾:英文 ➔ 映像
  • 第6弾③:知っている英語 ➔ 使える英語
  • 第6弾④:使える英語 ➔ 会話で使える英語

では、その次は何か。

ここで、「映像 ➔ 英文」を提示する。つまり、これまでとは方向を逆にするのだ。

英語を「日本語経由」ではなく「現実」と結びつける

例えば目の前に、「男性がコーヒーを飲んでいる」という場面があるとする。

そこで、日本語を経由して英訳するのではなく、場面 ➔ 英語 という回路を作る。

英文を見て映像を作る。
映像を見て英文を作る。

この両方向を行き来することで、英語と意味・映像の距離を縮めていく。これが次回の予告だ。


まとめ|英会話を続ける力は「次の一言」から始まる

最後はシンプルにまとめたい。

英会話では、難しい英文を次々に作る必要はない。

まず、相手の言葉を受ける。
相手の言葉を受け、簡単な英語で反応する。
さらに、次の一言につなげる。
これを繰り返す。

つまり、
知っている英語 ➔ 使える英語 ➔ 会話で使える英語
という段階を踏んでいくことだ。

そして第6弾④では、そのための具体的な10トレーニングを用意した。

▼ 実際に声に出して練習したい方はこちら

👉️ 英語脳構築講座・実践編 第6弾④「知っている英語」を「会話で使える英語」に変える

※10の身近な場面を使って、「反応 ➔ 次の一言 ➔ 相手の答え ➔ さらに一言」という会話の流れを繰り返し練習する教材だ。画像付き音声、ゆっくりスピード、ネイティブスピード、反復練習を使って、「点」だった英語を「線」に変えるトレーニングを実践しよう。


【英語脳構築講座】実践編シリーズ一覧

これまでの実践編シリーズはこちらからご覧いただけます。

シリーズ タイトル・テーマ
【第1弾】 【実践編・第1弾】知っている単語だけで「英語脳」を覚醒させる:名詞を積み上げるネイティブ感覚(音声教材付き)
【第2弾】 【実践編・第2弾】現在分詞で「動いている映像」を英語のまま見る|英語脳をさらに拡張する(音声教材付き)
【第3弾】 【実践編・第3弾】過去分詞で「完成した映像」を英語のまま見る|英語脳をさらに拡張する(音声教材付き)
【第4弾】 【実践編・第4弾】学校では絶対に習わない「感情ボタン」10選|英語脳をさらに拡張する(音声教材付き)
【第5弾① 【実践編・第5弾①】ネイティブ会話は「反応」から始まる|毎日使う英語の反応表現10選(音声・イラスト教材付き)
【第5弾②】 【実践編・第5弾②】ネイティブは感情で会話を盛り上げる|毎日使う驚き・リアクション英語10選(音声・イラスト教材付き)
【第5弾③】 【実践編・第5弾③】ネイティブは質問で会話を広げる|毎日使う英語の聞き返し・質問表現10選(音声・イラスト教材付き)
【第5弾④】 【実践編・第5弾④】ネイティブは自分の意見を自然に伝える|毎日使う「意見・同意・反対」英語10選(音声・イラスト教材付き)
【第6弾①】 【実践編・第6弾①】短い英語を「つなぐ」だけで文章が伸びる|ネイティブが使う魔法の接続フレーズ10選(音声・イラスト教材付き)
【第6弾②】 【実践編・第6弾②】質問を「一言」で終わらせない|ネイティブが相手の話を引き出す「深掘りレール」10選
【第6弾③】 【実践編・第6弾③】知っている英語を「使える英語」に変える|基本動詞を反射神経にする10トレーニング
【第6弾④】
(本記事対象)
【実践編・第6弾④】知っている英語を「会話で使える英語」に変える|表現をつないで話す10トレーニング

運営者ヤヌスの心からのメッセージ

英語は「知識」ではなく「反射」です。
理解しただけでは話せるようにはなりません。
本当のゴールは“瞬時に口から出る状態”です。

👉 英語脳を反射神経に変える方法はこちら

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