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形容詞+名詞+前置詞の英語脳を作るために必須のセンスとは

ライティング&リーディング

形容詞+名詞+前置詞の配置の理解は英会話初心者が英語脳を作るために最も基本的な感覚となる。これを簡単な例文で示す。

 

白い家は a white house(形容詞+名詞)

白い家 → a white house    これは形容詞+名詞配置の基本形。

同様に

黒い犬 → a black dog

 

紅い屋根の白い家(形容詞+名詞+前置詞)

では、白い家から「赤い屋根の白い家」は

a white house → a white house with a red roof

同様に、黒い犬から「長い尻尾の黒い犬」なら

a black dog → a black dog with a long tail

 

もう一つの表現法(過去分詞+形容詞+名詞)

「赤い屋根の白い家」 → a red-roofed white house

「長い尻尾の黒い犬」 → a long-tailedblack dog

*ここで使われている red-roofed や long-tailed は名詞をハイフンで結び ed を加えることで過去分詞の形にしたもの。これは現在分詞(動詞+ing、例:a running dog, a singing girl, a declining childbirth)と同様に形容詞となる。

 

丘の上に建つ赤い屋根の白い家

「丘の上に建つ」は on the hill でOK。 「建つ」をどう訳そうかと考えるのは日本語脳。こういった場合は英語ではこうなると理解し覚えるのが英語脳。

ということで、「丘の上に建つ赤い屋根の白い家」は

a red-roofed white house on the hill

では、「門のところにいる長い尻尾の黒い犬」は同様に

a long-tailed black dog at the gate

 

英語脳の作り方とは

英会話の勉強法を解説した記事が氾濫しているが、そういった記事をいくら読んでも英会話の実力は伸びない。

なぜなら、英語の勉強法の知識は知識に過ぎないからだ。

英会話の実力は具体的な例文の練習以外では培われない。その具体的な練習で日本語の感覚から英語の感覚へ移行することが重要。

拙ブログではすべての記事をこういった考え方で進める。

 

丘の上に建つ木造りの赤い屋根の白い家

ここで入れるのは「木造りの」に相当する英語。これは wooden でいい。問題はどこに入れるべきか。

もう一度「木造りの」を抜かした「丘の上に建つ赤い屋根の白い家」を載せる。

a red-roofed white house on the hill

ここに「木造りの」に相当する wooden を入れる。答えは、

a red-roofed white wooden house on the hill

何故か? 次に解説する。

 

名詞の属性に近い形容詞

「赤い屋根の白い家」に相当する英語でもそうだが、この家の属性に一番近いのは「白い」ということで次に「赤い屋根」という属性という順序になる。

 

その場合、英語では名詞の属性により近い形容詞が名詞に近く配置される。従って、a red-roofed white house となる。

 

しかし、その家が「木造り」であるということは「白い」ということよりもより名詞「家」の属性に近い。

従って、「丘の上に建つ木造りの赤い屋根の白い家」は a red-roofed white wooden house on the hill となる。これが語順に関する英語のセンス。

と、一応知っておくべきことであるが、実際の会話ではその時のタイミングも影響して語順が入れ替わることがあるのは当たり前の話。

なので、きちんとした文章にする際は気を付けるべき点であるが、実際の会話で気にし過ぎるのは無益。失敗を恐れずどしどし英語で話すことが優先。

これが英会話を巧くなるために必要な度胸。

では、もう一つの a long-tailed black dog at the gate「門のところにいる長い尻尾の黒い犬」に「強そうな」という形容詞を付けて「門のところにいる長い尻尾の強そうな黒い犬」は英語でどう言うか?

これは a tough-looking 「強そうな」long-tailed black dog at the gate となる。

👇

a tough-looking long-tailed black dog at the gate

 

*【a tough-looking の類型句】

a good-looking guy 「イケメン」

a suspicious-looking man 「怪しい男」

 

参考記事:名詞の前後に配置する現在分詞の理解で英語脳を拡張する例文

 

まとめ

例文1)「丘の上に建つ木造りの赤い屋根の白い家」

a red-roofed white wooden house on the hill

例文2)「門のところにいる長い尻尾の強そうな黒い犬」

a tough-looking long-tailed black dog at the gate

 

【注意点】

繰り返し音読し英語の流れのままに意味が把握できるようにする。

*英文法の身に付け方を理解したい人はこちらを参考に:

グラマー(文法)というレールに単語が走ると英会話になる法則


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本ブログではそれぞれの記事で繰り返し練習ができるように各英文に音声を付けているがそもそもブログという媒体の性質上英会話の教材ほどの体系的な内容を網羅できない。

従って、体系的に英文法を学ぶにはそれに適した教材で勉強する必要があるが、本ブログはその意味で主となる教材の副教材として活用すると大きな効果が期待できる。

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