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初心者が独学で英会話を習得するために絶対守るべき手順のポイント

英会話の勉強法

英会話初心者が英会話をスムーズに習得するためには独学法を確立することが一番大切。

とはいえ、実際に独学をするとなると何から初めどう進めていくのかがわからない。

これが英会話初心者の悩み。あなたもそんなお一人では?

英会話の独学法を確立するには絶対に守るべき手順があり理解すべきポイントがある。

これがわかれば後は迷うことなく実際の英会話の訓練を積むだけになる。これを解説していきましょう。

 

英会話習得を目指す志について

英会話を習得する作業は根気が要る。当たり前ですね。しかし、自分の中に英会話力という新しい技能を身に付けることは楽しみなこと。

これに本気になれるか意欲が持続するかで結果はまったく違ってきます。あなたが英会話にどれほどの魅力や夢を描けるかが問われることだ。

ワクワクした気持ちで英会話の訓練ができるならしめたもの。

 

そこで大切なことはざっくりと目標を作っておくことだ。例えば、

【三ケ月で中学英語の文法をマスターする】

【半年で日常会話の基本的な表現を話せるようになる】

【一年掛けて自分の気持ちや考えを英語で話せるようになる】

こんな目標を紙に書いて家の中のどこかに張り付けておきましょう。目標は何度も目にすることで意識を形づくる

本気ならこのくらいのことは素直にすべき。

 

なぜかと言えば、このあなたの志が独学する自分の現実を作り、英会話が巧くなるにつれてあなたが描いた英語が自由に話せる自分の姿を手に入れることができるからだ。

 

雑誌でもYouTubeでも映画でも英語で情報に接し情報を入手できるようになる。街角で出会った外国人と英語で会話できるようにもなる。

 

英会話が巧く話せる人は仕事の可能性も広がる。旅行関係やホテル関係あるいは貿易関係など外国人との接触や取引が日常的な仕事に就く可能性が高くなる。

 

何より、英語という外国語を修得した自信と満足感の意味は大きい。あなたはより自分を信じて人生を送れることになる。

 

独学こそ英会話習得の王道である理由

まだ英会話を勉強すること自体に自信のない初心者がスクールや教材に頼り勝ちになるのはわかる。

 

しかし、スクールや教材を有効に活用するにはやはり自宅であるいはスキマ時間を利用して自分で勉強することが大事。

 

このマイペースの勉強ができないままスクールや教材に頼るだけでは英会話の習得はまず無理と考えた方がいい。

 

中には留学すれば英会話ができるようになると安易な錯覚をしている人もいるが、留学しても自分で勉強しないと何の成果もでない。

 

どこで勉強するにせよどんな教材を使うにせよ、結局は自分の頭の中に英語を聴いて理解し英語で話すという英語脳を造ることが英会話の習得だ。

 

英会話習得の王道は独学

 

逆に、独学法が確立されていきマイペースな勉強ができるようになると、勉強自体が楽しく楽になる。

このような形を通して英会話力は順調に伸びていく。例えば、

 

朝20分間の集中した発音のトレーニング 

→ スマホに入れた音声を通勤時の電車やバスの中で聴き込む 

→ 一日を通してのスキマ時間で聴き込みや発音の練習 

→ 夜寝る前20分間の復習と明日のトレーニング内容決め

 

こういった一日におけるパターンが確立すると勉強は楽になる。また、確実に勉強内容が積み上がるので必ず英会話力は伸びる。

 

手順1)まずは英会話の基礎文法の習得

英会話が巧くなるための前提が基礎文法の習得。英文法の基礎ができていないのなら英単語やフレーズをいくら覚えても使い道がない。

車を走らせるためには道路が必要であるように、あるいは列車が走るためには線路が必要であるように、英単語やフレーズを活かすためには英文法が必要。

ただし、実際の英会話に必要なのはほとんどが中学生程度の英文法だ。それに若干の仮定法の習得も必要となる。

 

英会話の基礎文法

👇

中学の英文法+簡単な仮定法

 

詳細記事:グラマー(文法)というレールに単語が走ると英会話になる法則

 

手順2)必ず英語の音とともに習得する

英会話で英単語やフレーズを使いこなすためには正しい発音やイントネーションが必要となる。

また、単語単語の正しい発音とは別に実際にネイティブが発音する際の音のリエゾン(連音)やリダクション(省略)に慣れる必要がある。

 

例文)We had better get going or we will lose the train. 「俺たちはもう行った方がいい。でないと電車に送れる。」

 

一語一語を正確に発音するとこうなる。

 

ところが、実際の会話では音が繋がり省略されてこんな感じになる。

 

一語一語の正しい発音を知ることは重要だが、それと同時に実際の英会話で発音されているネイティブの音に慣れなければならない。

それは徹底的にネイティブの発音やイントネーションを真似ること。だから、できるようになるまで何度も繰り返すことだ。

 

詳細記事:イントネーションのコツをネイティブの音声を真似して身に付ける

 

手順3)英文の語順に即して理解する

学校の英文法の授業では英文法を日本語で理解するところで終わる。つまり、最終的な理解は日本語で頭に入っている。

これは英会話で必要とされる英文法ではない。英会話で役に立つ英文法は英語の語順のままに意味がわかる理解力のことだ。

初期のうちは日本語の助けを借りながら英文を理解していくことになるが、そこから徐々に日本語に戻らずに英文そのものを理解する必要がある。

実際に英語を話す際には英文法などは意識しない。自分の脳内にある多くの引き出しから適切な表現や単語を瞬時に取り出して話すのが英会話

 

これが英語脳と言われる英会話を成り立たせる脳内の回路だが大きな特徴がある。

それはある程度の英単語の塊であるフレーズと決まった言い回しを脳内の引き出しに蓄え、必要に応じて瞬時に取り出すということ。

従って、英単語は英会話に必要なフレーズや言い回しとともに脳内にインプットするとアウトプットする際に引き出しやすい。

 

例文) We deeply appreciate the freedoms we have now in America, and the brave men and women who fought and continue to fight for the freedoms we all share. 

 

We deeply appreciate the freedoms 「我々は自由に深く感謝している」→ どんな自由?

the freedoms we have now in America,  「我々が現在アメリカで保有する自由に」

and the brave men and women 「勇気ある男性や女性にも(感謝している)」

→どんな男性や女性?

who fought and continue to fight for the freedoms 「自由のために戦ったそして闘い続ける」 → どんな自由?

the freedoms we all share.  「我々みんなが共有する(自由)」

 

We deeply appreciate the freedoms we have now in America, and the brave men and women who fought and continue to fight for the freedoms we all share. 

 

詳細記事:語順通りに読み下し理解する英語脳を作る秘訣はこの例文で学べ

 

手順4)英語の対話文で反射神経を鍛える

英会話力は反射神経が大きく影響する。英語で聴いて即答える。これが反射神経。

この反射神経を鍛えるには何より簡単な英語の対話(dialog)を練習することだ。一人で何度でも練習できる。

例を示そう。

 

例文1)

Betty : Hi, Jim. I didn’t see you in class yesterday. What were you doing? 「ハイ、ジム。昨日授業で見なかったけど何してたの?」

Jim : Hi, Betty. I was absent ‘cause I had a fever. 「ハイ、ベティー。熱があってさ休んだんだよ」

Betty : Oh, sounds too bad. Are you OK now? 「あら、気の毒ね。今は大丈夫なの?」

Jim : Yeah, still feeling a bit tired, though. 「うん、まだ少し疲れてるけどさ」

 

例文2)

Operator : Good morning. The Pack Corporation. Can I help you? 「おはようございます。ザ・パック株式会社です。御用件をお願いいたします。」

Mr. Weston : I’d like to speak to Mr. Junichi Sasaki, please. I think it’s extension forty-seven. 「佐々木純一様とお話ししたいのですが。内線47番かと思います。」

Operator : OK. Who’s calling, please? 「わかりました。どちら様ですか?」

Mr. Weston : My name is Weston. I’m from Plant Installations Limited. 「ウェストンと申します。プラントインスタレーションリミテッドの者です。」

 

例文3)

Alan : Did you go to the match on Sunday? 「日曜の試合観に行った?」

Bill : No. Listened to the commentary instead. It sounded pretty exciting, I must say. 「いや、代わりに実況聴いてたよ。ほんとけっこうエキサイティングだったな。」

Alan : You must be joking. 「冗談だろ。」

Bill : Why? 「なんで?」

Alan : Well it was pretty dull really. 「けっこうほんとつまんなかったし」

Bill : Was it ?  Come to think of it, that commentator – what’s his name, er Cooper, or something – he does tend to overdo it a bit. 「そうだった? そう言えば、あの実況担当、名前なんだっけ、クーパーとかなんとか、ちょっとやり過ぎだな。」

 

いかがだろう?

以上の3例文で英語の対話(dialog)を練習することが英会話の反射神経の訓練になることを示した。

こういった訓練を積むことで様々な場面における英語の引き出し(単語、フレーズ、言い回し)を作っておくと、実際に似た場面でポンポンと英語が飛び出すようになる。

 

手順5)インプット即アウトプットの基礎訓練

英語で質問された場合に即英語で応える。これが英語の反射神経だと述べた。

また、その反射神経を鍛えるのには英語の対話(dialog)の練習が役立つことを述べた。

もう一つ基礎的な練習方法として二三行の英文を理解し、内容に対する質問に全文で答えるという方法がある。

全文で答えることは実際の英会話ではあまりないことだが、全文で答える練習をすることで英文のすべての意味内容の把握力と質問に対して答える能力が高まる

例を示す。

 

例文1)Simon usually wakes at six o’clock in the morning and goes to work around seven-thirty. 「サイモンは普段朝6時に目覚めて7時半ごろ仕事に行きます。」

 

以下の質問と答えの場合は特に三人称単数の主語に続く述語動詞の s が平叙文と疑問文であったりなかったりする英語特有の文法表現に慣れることができる。

 

Question 1 : What time does Simon usually wake up in the morning?

Answer 1 : He usually wakes up at six o’clock in the morning.

 

Question 2 : What time does Simon go to work?

Answer 2 : He goes to work around seven-thirty.

 

 

例文2)James asked Mary why she was late for the meeting, and then she answered that her train was delayed by thirty minutes because of a rail accident. 「メアリーになぜミーティングに遅れたかを訊いたら、彼女は列車が鉄道事故で30分遅れたからだと答えた。」

 

 Question 1 :  What did James ask Mary? 「ジェームズはメアリーに何を訊いたの?」

  Answer 1 : He asked her why she was late for the meeting. 「彼は彼女になぜミーティングに遅れたかを訊いた。」

 

Question 2 : What was her answer?  「彼女の答えは?」

Answer 2 : Her answer was that she was late because of a rail accident. 「彼女の答えは鉄道事故のために遅れたということだった。」

 

Question 3 : How long did Mary say that her train was delayed by? 「メアリーは度列車はどのくらい遅れたと言ったの?」

Answer 3 : She said that her train was delayed by thirty minutes. 「彼女は列車は30分遅れたと言った。」

 

このように質問に対して全文で答える練習は文章構造を一括して理解するセンスと質問に対して完全な答えをするセンスを培う。

こういったセンスは少し複雑な表現をしなけらばならない時に英文を瞬時に組み立てる英語脳を育てることになる。初期段階で慣れておくべきことだ。

 

手順6)その気になって話すシャドーイング

以上、英会話の初心者が独学で英会話を習得する際に守るべき手順のポイントを具体的に解説してきた。

最後にアドバイスしておきたいのはシャドーイングの心構え。

英語は発音とイントネーション(抑揚)でリズムを作る。そのリズムに乗ることが英会話を習得するために必要不可欠

これは英語のネイティブになりきった気持ちになって猿真似をすることが何より効果がある。

まずは他人の目を気にしなくていい独り練習(これも独学)でネイティブの話し方を再現することだ。

 

例文1)

Question : What are you going to do after you get your job done? 「仕事終わったらなにするつもりだい?」 *(ワデュゴナドゥ アフタヤ ゲッチャジョブダン?)

Answer : Well, I am going to go shopping and eat out this evening. 「そうね、買い物に行って今夜は外食の予定。」 *(アムゴナゴゥショピンナン 二―ダゥ this スィ―ヴニン)

初めのうちは聴こえてくる英語の音をカタカナで書きだしてもいい。英語の音に慣れてくるとカタカナは不要になる。

 

初心者のうちはこの程度の会話体を何度も練習するといい。そして、ある程度慣れてきたら3~4行程度の英文を音読して丸暗記の状態にする。

すると、様々な英語表現を覚えると同時にボキャブラリー(vocabulary=語彙)がどんどんと増えていき、自然な英会話ができる一歩手前まで来る。

 

例文2)

Situated in the south-eastern corner of England, and within easy reach of London, the counties of Kent and Sussex provide between them the pleasantest countryside and the most convenient stretch of coastline for anyone wishing to explore the surroundings of the capital.

 

この英文を丸暗記できるところまで繰り返し練習すればこの英文の中にある様々な単語や表現が一気に英語脳に入る。

それはあなたの英語脳の引き出しを作り、実際の会話の時に必要に応じて飛び出してくる。

 

まとめ

1)英会話の習得は独学のやり方を確立することが最重要。

2)一日を通して無駄なく確実な練習時間を決める。

3)英会話の手始めは基礎文法の習得。

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4)必ず声を出して英語の音声を習得する。

5)語順通りの理解の仕方を覚える。(英単語の塊としてのフレーズごとに頭に入れる)

6)短い対話文の練習で英会話の反射神経を鍛える。

7)英語全文の受け答え練習で英語を組み立てる力を付ける。

8)ネイティブになった気持ちでシャドーイングをする。短い会話体から徐々に長い英文に挑戦する。

本ブログについて

本ブログではそれぞれの記事で繰り返し練習ができるように各英文に音声を付けているがそもそもブログという媒体の性質上英会話の教材ほどの体系的な内容を網羅できない。

従って、体系的に英文法を学ぶにはそれに適した教材で勉強する必要があるが、本ブログはその意味で主となる教材の副教材として活用すると大きな効果が期待できる。

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